2016年4月22日金曜日

貸主と借主と不動産業者

あまりにも貸主の立場が弱い時代に




おはようございます、マネージャーの石橋です。

昨夜は同業の仲間との食事会でした。

バカ話等で散々盛り上がった後、

真面目な仕事の話になりました。

不動産業の現状や未来について

色々な意見交換ができました。

その中であった話の1つが

貸主(大家さん)と借主(入居者さん)について。

昔は貸主が圧倒的に有利な立場にあった。

今ほど物件同士の競争は激しくなく、

賃料も高い状態。

借主は入居する際に礼金や敷金を払い、

更新時には更新料を払い、

退去時には多額の原状回復費を払っていました。

その関係が今では大逆転。

今では礼金・敷金は無し。

入居する際はフリーレント(賃料無料期間)1ヶ月。

更新料も徐々に無くなり、

退去時にはほとんど原状回復費は貸主負担。

また物件同士の競争の中で築年数が経った物件は、

多額のリフォーム費用が発生する。

おまけに賃料はどんどん下がる。

なんのために賃貸経営をしているのか

分からなくなる貸主が増加しています。

消費者保護の傾向も強く、トラブルがあった場合も

貸主が不利になることが多い。

極端に貸主不利の時代です。

それでも我々不動産業者は貸主様のために

必至になって募集活動をして、

借主様の希望に合った物件を紹介し続ける。

貸主、借主、不動産業者の三者が皆で幸せに

なれるバランスのとれた市場にならなければ

賃貸経営をされる方が減っていくのではと

心配になりました。



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